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危篤状態から1日目

9/21(土)

きのうの夜、旅行から帰ってきた、うーたを連れて、夜遅くにまた父のところへ。
危篤状態は続き、熱は40度。 目は開いたまんまでグレーに濁った瞳は上の方を向き、
息は荒く、はぁーはぁーと苦しそう。 
「おじいちゃん。」 うーたが声をかける。
意識はないのだけど、きっと耳は聞こえてるよって言いながら、
「お父さん! うーた来たで!!」 と、額や首にぐっしょりかいてる汗を拭いてやる。
看護師さんに、「家に帰ります。」 というと、
「もしも急にお父さんの状態が落ちて、もし間に合わなかったら・・・・」と心配されたけど、病院から近いし、泊まりこむというのもなぁ・・・・と思い、
「急変したら真夜中でもかまいません。5分で来れますから。」と言って自宅へ帰った。
携帯電話を抱きながら眠る。

朝、目覚めてすぐ思う。
・・・・病院から電話なかった・・・・ 父は生きている

危篤状態から1日目。
病室に入ると、相変わらずの父がいた。 
モニターを見ると、1分間に130ほどあった心拍が100ほどに下がっていた。
熱も37度台に下がっていた。

朝から父の妹(あたしの叔母)と、だんなさんである叔父。その娘(あたしのいとこ)が来てくれる。
叔父は数年前のくも膜下出血の後遺症と去年の大腸がんの手術で車いすなのに、遠方はるばる来てくれた。
叔母が 「兄ちゃん! 兄ちゃん!」と呼びかけると、父の瞳が少し動いた。
酸素マスクの中の口があうあうと少し動く。
手を動かして、何か訴えようとしている。 これは!! 意識が戻っているのでは??

お昼ごろ、叔母たちが帰ったあと、また同じように、はぁーはぁーと荒い息をして苦しそうな父を見ながら、
もし、意識が戻ったら・・・?
もし、肺炎が治まってきたら・・・? 
それは喜ばしいことなんやけど、でも、その先に待っているものは 「胃ろう」 
そして杖で歩いていた父には、過酷なリハビリ。車いす生活。最悪、寝たきり。

ならば、 父、頑張れ! とどうしても思えない。
じゃー、なぜ、今、こんなつらい治療をしてる? 治すため。 でも、治ってもその予後は最悪。
その抗生物質の点滴をどんどん入れてるのは何のため? 治すため。 でも、胃ろうなんて絶対させられないし、父も受け入れるはずがない。
どうしたらいい? どうしたらいい? 

危篤と言われて、覚悟をする。 そして、もしかして危篤状態から復活するかもしれないと希望を持つだろう。
「覚悟と希望」
でも、あたしには、希望がない。 絶望しかない。
いったい父はその辛い状態をいつまで続けなければいけないのか・・・その先に希望はないに等しいのに。
いったい父は何のために今、治療をしているのか・・・・その先に受け入れがたい現実が待っているのに。

もう何がなんだか、あたしの中で混乱してきて、
あ、、、そうや。 ショウゴ。 ショウゴがまだ勤務先から帰ってきていない。
今晩、帰ってくる。そして父に会いに来る。
ならば、それまで。 そのために父は頑張っているんだ。 きっとそう。
父に、「夜にはショウゴが来てくれるから!!」と声をかけた。

senior01_z_12.png 理恵 2019.9.21
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テーマ : 頑張れ自分。    ジャンル : 日記

Comments

Re: かりん 
思い出しちゃった? ごめんね。
でも、何かのきっかけに思い出してあげることって供養だよね。
人の臨終って何かしら不思議な事ってあるよね。
 
2年前の記憶が甦りました。
父は今夜がヤマというときに 関東で働いてる孫(私の長女)が夜中に
駆けつけるまで待っていてくれました。



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